クイック目次
私が勉強を続けるモチベーション
私が勉強を始めた38歳当初、自分の人生が不安で仕方ありませんでした。
子育てしながら、夫の収入によって生活する私。
将来は・・・? 何も見えない・・・。
気休めの勉強でしたが、毎日少しつ賢くなっていく自分を実感。
そして、「50歳で一番輝いている私になりたい!そのために頑張ろう!」という目標が、いつからかできていました。
また、私がここまで頑張れたのも、いくつかのモチベーションがありました。
- 仕事で雇ってもらえなかった時の悔しさや、仕事をしても雑用ばかり。仕事ができるようになって、認められ、信頼を得たい。
- 私の両親に何かあっても、お金や時間の余裕がある状態にしておきたい。【目標:親の介護をしながら、在宅でできる仕事】
- 時々、亡くなったママ友達を思い出すと、笑顔でいる記憶しかなく、今の私の背中を押しているような気持ちになった。何でも挑戦できる現状に感謝の気持ちでいっぱいになる。
- 両親にとって、自慢の娘でありたい。子どもの成長に合わせて働き方を変えてくれた母。母の人生・教育が正しかったと感じてもらいたい。
「好き」で始めた勉強。
努力を続けることによって取得できた二級建築士。
本当は、子育てしながらの勉強はきつかった・・・。
でも、これからも努力を続けて行けば、どんどん理想の未来へ近づいていくと信じていました。
本当に楽しい時もあるけど、苦しい時も「楽しい」と自分に言い聞かせていることもありました。
高いモチベーションがあったからこそ、今まで頑張れたのです。
壊れた身体。子どもへの影響。
子育て・パート・勉強の繰り返しの毎日。
ストイックになっていました。
身体がついに悲鳴を上げたのです。
パートでのパソコン業務を1日中こなした後、勉強ばかりだったので、ストレスと極度の緊張により、頭痛や嘔吐・他の症状を併発してしまいました。
5日間起きれず・・・、いろんな病院を受診。
病院ごとに、いろんな薬を試し、点滴をしました。
頭痛と吐き気でもがき、もちろん食事はできません。
こんな状態になるまで、自分を追い詰めていたなんて。
やり過ぎた・・・。
未来のために頑張っていたのに、健康じゃないと未来もない。
普通に動けること・健康なことが当たり前すぎて、見えていませんでした。
すると、勉強を始めてからの私は、家族との時間を大切にできていたのか、という疑問が湧いてきたのです。
娘は毎日お弁当が要ります。
私が作ったり、娘(上から3人目)が自分で作ったり。
娘は料理をするのが好きだし、私も忙しいことを理由に、娘が成長するいい機会と思ってさせていました。
娘と末っ子の学校行事でお弁当がいる日。
その時だけは作ってほしいと事前に言われていたのに、完全に忘れてた・・・。
自分たちで作っていました。

子ども達にとってはいい経験だし、成長してると思い、「自分の作ったお弁当はどうだった?」と聞いたら、「1日の中で一番つらかった」と思いもよらない末っ子の返事。
「私はやらかしてしまった・・・。」
家族で支え合って生活すること・自立することを教えたかったのに、それがツラい思い出になるのでは本末転倒。
それに、勉強時間を作るために、子どもと話す時間を削っていました。
私が、将来に向かって努力していることが、家族にとっては負担になっていることに、やっと気づきました。
今を生きるということ
自分や家族の将来ばかりに気をとられ、今の幸せを感じることができていませんでした。
もっと収入を増やしたい・もっと認められたい・もっと知識がほしい。
いい意味では「向上心」、悪く言うと「承認欲求」です。
そんな私が忙している中でも、子どもはどんどん成長し、一緒に過ごせるのもあと数年。
ハッと我に返ったように、「子どもたちの今を見逃したら、絶対後悔する!!」という思いに駆られました。

そして、昨年年末から今まで積み重ねてきたこと(5学科中4学科終えていた試験勉強)を、家族との大切な時間を差し置いてするのは止めようと、決心しました。
7月の試験に向けて仕事をしながらの勉強は、念入りな計画を立て、楽しいばかりじゃなく、どうしようもなく孤独でツライ時もありました。
それでも努力し続けたことを、先延ばしにすることを決断する時、涙が止まらなかった・・・。
努力は無駄にはならないのに。
努力が惜しい → 後悔したくない → 努力が惜しい → 後悔したくない・・・ループでした。
しかし、決断後は肩の力が抜け、スッキリした気分になっていることに、我ながらビックリしています。
夫も「今まで子育てして、充分頑張ってきた。だからこそ、子ども達もいい子に成長してる。頑張ることはいいことだけど、もっと人生を楽しもうよ。」と言ってくれました。
社会で認められるために、「仕事に対する執着やこだわり」など、囚われていました。
それから解放された私は、どんな私だろう。
これから自分らしく生きるために、囚われていたものを手放そう。
それでも、やりたいことが本当の進むべき道。
今の状況を直ぐには変えられないけど、少しずつ手放していこうと思います。
どんな状況になっても、しっかりした軸のある私でありたい❀
「お母さん」とは?
多くの幼い女の子に、「大きくなったら、何になりたい?」と聞くと、
「お母さん」と答えることでしょう。
身近で優しい存在である「お母さん」
私も、幼い頃に言っていたことを憶えています。

いざなってみると、簡単になれるようで、簡単じゃない。
堂々と「私は立派なお母さんです!」と言ってるお母さんに、私は会ったことはありません。
私自身、子育てで後悔していることが多くあります。
子どもにそれぞれ個性があるように、お母さんにもそれぞれ個性がある。
それが上手くかみ合うなんて奇跡に近く、必ず悩みはあります。
私は子どもを身ごもった瞬間から、一生お母さんとしての責任があると思っています。
これからの子ども達の人生にも、親として見守り、必要な時は伴走していくつもりです。
ライフステージによって、トラブルの内容も変わっていき、親として適切に導くことができるとは思っていませんが、寄り添いたい。
いつになっても、満足できるお母さんにはなれないと分かっています。
今できることをすることで、後悔を減らす。
まだ、子育て進行中です。
今、一番大切な時間は、家族との時間。
この時間があってこそ、子ども達がそれぞれの家族ができた時、その家族を大事に育むことができると気づきました。
最後に・・・。

さくら
今年、予定通り一級建築士を受験します。
必死で勉強していましたが、身体や家庭に無理がない程度で取り組みたいと思います。
一級建築士が簡単に取れる資格ではないことは承知していますが、私なりにできる範囲で頑張ります。
合格するのは先になりそうだし、これから受験に対する価値観が変わるかもしれません。
何が一番大切かは人それぞれ。
私は、今を見て生きたい❀
ここで一旦、ブログは活動を休止いたします。
パソコンに不慣れな私が一人で構築したブログのため、不便をおかけしました。
それでも、40代、主婦、なりたい自分になる途中~(((ヽ(✿゚▽゚)ノのブログを読んでいただき、感謝しています。
私以上に、頑張られているお母さんが沢山おられると思います。
身体を壊した私が言えることは、健康が一番!!
なぜなら、お母さんは家庭の太陽なのだから、笑顔で過ごすことが子どもにとっても重要なのです。
受験後、変化がありましたら、またお知らせしますね!
本当にありがとうございました
☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

