一級建築士学科試験終了、結果報告。       これから・・・。

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雪の残った山に虹がかかってる

試験結果

昨年11月より一級建築士受験のための準備・勉強をしていた私。

4月末に体調を崩した後、健康や家族の大切さを再確認することもできた私。

勉強の取り組み方を変え、試験に臨みました。

少し肩の力を抜きながら、6月中旬以降は過去問を解く毎日でした。

朝5時半起きで2時間+夕食後に1時間の勉強時間。

試験結果をご報告させていただきます。

Web採点では・・・【不合格】でした。

今年は例年より難しかったようです。  

例年の合格点は、92点/125点くらいですが、恥ずかしながら80点も採れていませんでした。

やはり、最低でも勉強時間は、平日4時間・休日8時間は必要だったようです( ̄▽ ̄;)

家族に支えられての受験

どうしても諦めきれなかった一級建築士試験。

勉強の取り組み方を変え、家族との時間も作りつつ、家族に協力してもらい、勉強しました。

取り組み方
  • 家事を主に夫にしてもらう
  • 仕事(パート)は求められた仕事をこなし、それ以上の仕事を見つけようとしないようにする
  • 早朝2時間の勉強時間は逃さない(頭の働きが活発になるゴールデンタイム、家族も寝てるので静か)
  • 夜の勉強は1時間までとし、長期戦に向けて睡眠時間を確保

早朝の勉強時間をクリアすることで、充実した一日を感じることができました。

決めた時間以外は、家族との時間も躊躇なく過ごせました。

しかし、家族が多いと予定外の事が必ず起きます。

予定外のこと
  • 子どもが病気になる
  • 子どもの部活や習い事の予定外のイベント
  • 家を出て暮らしている子ども達の帰宅(急な帰宅でルーティンができない)
  • 子どものトラブル(親の介入が必要な場合がある)
  • 実家両親の大きな買い物など(ガラケーのみで生活している両親。情報も少なく体も動かないため、リサーチして、選択肢を用意してあげる)

子どものトラブルは、まず自分で解決するよう促しますが、内容によっては、親が対処する必要があります。

子どもは親の対処する姿を見て、自分の存在が大切なことを感じたり、対処の方法を覚えたりします。

それが親に対する信頼に繋がります。

両親は、今まで私を守りながら、育ててくれました。

両親も高齢になり、世代交代の時期。  今度は私が守る番。

家族とは、支え合いなのです。

体調を崩した後の心の変化

前回のブログにも書きましたが、4月に体調を崩してしまいました。

何事も一生懸命やれば、必ず報われると信じて頑張り、二級建築士受験の時も、子どもが幼ないながらも合格することができました。

4人の子どもを産み育て、今まで酷使していた体を、さらに酷使。

そして、歳を重ねていき、体が悲鳴を上げました。

耐えがたい頭痛と吐き気が、たびたび襲ってきます。

頑張ることが美徳だと思っていたけれど、自分を大切にできていなかった・・・。

起き上がれない日々に絶望を感じ、健康でいることが何より一番だと思い知らされました。

それに、目標を達成することに執着し過ぎて、大切な家族や友達との時間を楽しめていなかった。

子ども達は、私の作ったご飯を食べて成長します。

そのご飯を作れる喜びが、いつしか義務になり、面倒に感じることもありました。

私の体調が回復した後は、子どもに食事を作れる喜びを取り戻すことができ、おにぎりを握りながら、嬉しさで涙が止まりませんでした。

手作りのおにぎり

将来を考えて動くことは大事なこと。

私のこの10年間、コツコツを続けた結果、今いる場所も、世の中の見え方や考え方も、とても変わりました。

同じ見え方で過ごし、平穏に一生を過ごすことは、一つの幸せの形だと知っています。

また、学ぶことで見え方が変化し、道を選択ながら進んでいくことが一生の幸せであることも。

私にとっては、学ぶことがとても楽しく、私らしく、後悔しない一生。

それが、勉強だけでなく、家族に対しても後悔したくない。

子どもが子どもの姿でいる時期は、今しかない。

子どもにとっては、人生の根幹ができる大切な時期。

子ども時代をどう過ごすかで、人生の価値観も変わってくる時期。

人ひとり育てるのはとても大変なことだと、子どもの成長と共に気づかされています。

試験に対する意識を変える!

私が勉強する理由は、ざっくり言うと・・・。

  • 今の職場のレベルに近づきたい
  • もっと建築のことが知りたい

二級建築士の受験の時は、人に言えるような資格を持ってなく、焦りながら、必死で勉強しました。

だから、その当時の家庭の雰囲気は、いいものではなかったと思います。

一級建築士試験は、難易度も高く、長期戦になるのは分かっていたので、モチベーションを保つために、楽しい気分にしないとと思い、工夫をしました。

楽しい気分になるような工夫
  • 法令集に愛着が湧くよう、手作りケースを作り、自分でもインデックスをつけて、オリジナル感満載にする
  • 楽しい解説のYou Tubeを見る
  • スケジュール帳に、勉強したことを記録して、少しずつでも勉強が進んでいることを実感する
  • 受験は一年に一度、努力の成果を試せるイベントだと思い、プレッシャーをかけない(いいイベントとなるように頑張る!)

それに、私自身、「楽しい」と感じないと、たくさんのことを憶えることができないのでした。

継続する中での不安

一日のルーティンを決め、必ずこなすと心に誓い、ひたすら続けました。

この受験は、誰に求められている訳でもなく、これからの自分の選択肢を広げるために、自分で決めたこと。

家族だけが知っている、私の目標。

ひとりで決めたノルマをこなし、「充実した一日だった」と思えることに、初めは満足していました。

独学で勉強されている方は、私の気持ちが分かると思いますが、時々不安と寂しさありました。

誰にも共感してもらえない状況。

誰かに知っていてほしい。

こんな気持ちが膨れ上がり、会社で唯一信頼できる上司に打ち明けました。

自分勝手ですが、ただ見守ってほしいと・・・。

その上司は、たくさんの資格保持者で子どもさんもおられ、一級建築士試験の内容や育児・仕事をしながら勉強を続けることの大変さを知っている人でした。

打ち明けた後も、試験の話に触れることなく、試験が終わった後も、私が結果を伝えるまでは、聞かずにいてくれた。

残念な結果となりましたが、この人の存在は、とても有難かった。

今後も勉強を続けることを伝え、今、感謝の気持ちでいっぱいです。

試験を終えて。

勉強時間が足りていない状況での受験。

【不合格】の予想はしていましたが、やはり、少しの期待はありました。

【不合格】が確実と知った時は、すごく落ち込みました。

そんな簡単な試験ではないのは知っていたけど、これに向かって過ごした約10ヶ月。

頑張っても、物事は進まないと、つい悲観的になってしまいます。

何故、ここまで必死にするのか、分からなくなってくる・・・。

でも、止まれなかった・・・。

必死過ぎる私に、家族は肩の力を抜くように言いました。

体調を崩してまでやる私が、痛々しく見えるそうです。

ある時、長男が言いました。

「今のお母さんで充分だよ。

僕は、お母さんが変わることは望んでない。

今までのお母さんのいいところが失われそうで、本当はチャレンジしてほしくない。

少人数でも、お母さんの良さを分かってくれる人との関係を、大切にした方がいいと思う。

元気なお母さんでいてほしい。」

座って海を見ている青年

私を大切に思ってくれる家族がいます。

でも、自分の可能性を諦めたくない。

そして、悔しさが残ったままでいたくない。

私は、体調を崩した後も、この思いが強かったのです。

これから私は、こうなりたい❀

家庭も仕事もお金も時間も、全てが手に入るなんて、あり得ません。(稀にいるかも??)

全ての人が、一日24時間、人生は有限、今は今しかない。

だから、どれに重きを置いて過ごすかは人それぞれ。

これまでの経験を経て、私はやっと家族や私を大切に思ってくれる人との時間を、今、楽しもうと本気で思っています。

母は、自分が元気なうちに、たくさん一緒に過ごしたいと言いました。

元気な両親、子どもが子どもの姿でいる、この瞬間を見逃さず、そして、脇でコツコツ勉強すればいいのだと。

仕事は焦らず、今の環境に感謝しながら、努力を続ければ、何者かにはなれるかもしれません。

大きな期待はしないけど、努力している限り、希望は持てる!!

あとは流れに身を任せ、チャンスが来た時に、それをつかみ取れるような自分でいたい。

建築の勉強も続けます。

新しい知識との出会いは、いつでも楽しい気持ちにさせてくれる。

自分に足りないものに目を向けず、平凡だけど今ある幸せに目を向けると、景色はとても明るくなりました。

50代目前の私。

今が一番動けて、考えることができて、親も子どもも元気で過ごしている。

いい時期であること、いい環境にいることに、随分と遠回りして気づきました。

この幸せを感じつつ、やはり、ゆっくりですが、前進したいと思っています。

あとがき

さくら

さくら

頑張っているお母さんに、少しでも寄り添いたいと思い、子育てする中で感じたことを、ブログに書いてみました。

             ❀                   

子育てはすごく大変。

思うようにいかないけど、少しずつでも進んで行れば、未来は明るくなる。

子どもと同じ方向を見て、一緒に進めば、お互いに心強いし、子どもの成長と共に、自分も成長できる。

             ❀

子どもがいても、自分らしい人生を歩めるのです。

それを、いつ始めても遅くない 子育てしてた後でも。

それが、美容・仕事・勉強等、何でもいい。

自分の中に眠っている可能性を、知りたいと思いませんか?

             ❀  

「お母さん」も素敵な存在ですが、まだまだ40代からでも、子持ちの専業主婦でも、女性として輝ける!!

そんな方が増えるといいな・・・と願っています。

             ❀

パソコンに不慣れな私が一人で構築したブログのため、不便をおかけしたことと思います。

             ❀

それでも、

【40代、主婦、なりたい自分になる途中~(((ヽ(✿゚▽゚)ノ

       を読んでいただき、とても感謝しています。

     本当にありがとうございまし

      ☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

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さくら

さくら

4児の母。事務員2年→専業主婦→扶養内パート他主婦→パート・業務委託(現在)
趣味:料理(手抜き・節約)、音楽鑑賞(SnowMan・クラシック)、読書
特技:習字

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