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一級建築士受験のための勉強時間。ストイックすぎ!?
前回、2月のブログで、一級建築士受験の宣言をしました さくら です。
昨年の11月より密かに受験までの計画を立て、12月勉強を始めていました。
1日1~2時間程度の勉強時間から始まり、3月後半からは4時間くらい勉強するほどに。
4月中旬には、5学科中4学科の勉強を、自分なりにひと通り終えていました。
あとは、残り1学科の勉強と、過去問をひたすら説き続けるというスケジュール。
今年のお正月も、子ども達の春休みも、外出は最低限でした。
子どもの部活動の応援は夫に任せ、家事以外の時間は勉強。
傍から見ると、全然面白くなさそうに見えますが、私の心の中は希望に満ち溢れていました。
近い将来一級建築士を取得後、仕事の幅が広がったり、収入が増えて経済的に余裕のある生活を夢見て。
また、パートの雇用契約に少し不満を持ち始め、自分の存在を会社にアピールするためにも、一級建築士の資格が欲しいと強く思うようになっていました。

「パート」というポジションは難しい・・・。
私のパートは、住宅設計のアシスタント。
いい環境・いい人たちに囲まれている職場です。
しかし、世話を焼き過ぎる人が数名。
良かれと思ってやっているかもしれないけど、それぞれ自分のやり方を押しつけてくるので、どちらも立てないといけないという板挟みに合うこともしばしば。
言い返すことはできるけど、実力を持った上で言い返したい。
悔しくてたまらなかった・・・。
この職場で、パートは私一人。
社員さんに囲まれての仕事は、いくら仕事ができるようになっていても、見えるのは社員レベルの仕事。
それができるようにならないと、仕事をしたと言えない雰囲気。
常に劣等感でした。
また、パートは社員さんと雇用契約が違うので、疎外感を感じることが多々ありました。

さくら
✕パートのデメリット
- どれだけ仕事をこなしても時給制(資格を持っていても評価無し)
- 残業を一切しないという契約(急ぐ仕事を引き受けづらい)
- 社員さんは資格取得のための受講割引や報奨金はあるが、パートは一切無し
- 副業するのに許可が必要
- 会社の行事を知らされていないことも多々あり(社員旅行も除外される)
同じ雇用形態の人は職場にはおらず、最近はモヤモヤした気持ちを抱えながら仕事をしています。
このパートをする以前は、実務経験が無いこと、子どもが4人いることで、雇ってもらえませんでした。
やはり、会社側としては、即戦力・仕事中心の生活が出来る人を必要としていることは理解できます。
しかし、自分の能力を少しも見てもらえないのがツラかった。
今の会社で採用され、学んだことは沢山あります。

さくら
〇パートのメリット
- 勉強した知識が、実務で経験できる
- 業務を理解することで、今後の仕事の幅が広がる
- 決まった時間に仕事が終わる
- 自分一人の判断でする仕事は無い
やっと辿り着いた住宅設計の仕事。
一長一短ありますが、仕事の内容に不満はありません。
また、採用してくれた上司は、パートである私の意見を聞き入れてくれ、労い、私の得意とするところを伸ばしていこうと言ってくれました。
ありがたい・・・上司には感謝しかありません°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
寄り添ってくれる上司の期待に応えたいという気持ちも芽生え、ますます勉強に力が入っていきました。
現在も子育て中。家族の中での役割もあり、疲弊していく私。
一級建築士を受験する方は、1日4時間の勉強は普通のことと思います。
勉強を確実に進ませるために、1日のノルマを自分に課し、こなす日々。
下2人の子どもは、大きくなったとはいえ、まだ親としての役割があります。
中学生(末っ子)
- 部活動試合送迎・付き添い → 夫
- 習い事送迎・付き添い → 私
高校生(3番目)
- 部活動試合送迎 → 夫
- 朝、雨の日の送迎 → 夫・私
- ケガの時、学校までの送迎 → 私
子ども達が病気した時は、パートである私が仕事を休みます。
他、両方の実家とのやり取り(イベント毎の贈り物選び・準備、手紙)は、知らない間に私の役割に。
私の両親には、イベント毎に手紙を書いています。
両親は、いつもその手紙を楽しみにしている様子。
何度も読み返しているそうです(*^▽^*)
同じように、義父にもしたところ、思いもよらない反応でした。

義父は介護されている状況です。
一人で歩くのもままならない義父ですが、少しでも前向きになってほしいと思い、誕生日に義父が大好きなお菓子の詰め合わせに、私の手紙を添えてプレゼントしました。
勉強時間の合間に、心を込めて書いた手紙でした。
義母は読んでいたけど、義父はお菓子を食べた後、キツイと言って横になり、手紙には興味なし。
のちに、義父が手紙を読んでくれていたか夫に聞くと
「父ちゃんは自由に動けないから、母ちゃんが読んであげるか次第だね。」と、あっさりあしらわれる始末。
そして、義母は、おかずの方が良かったと言っていました。
嫁です。
これも私の役割です。
こんな出来事があると、どんどん疲弊していきます。
喜んでくれたら、少しは私のキツさも報われるのに・・・。
無理がたたって体調不良になることも。
しかし、これまで頑張り続けてきたからこそ、ここまで前進したという自負があり、これからも頑張っていれば、いつかは目標とする自分になれると信じて、多少きつくても、やり続けました。
やり続けた結果、40代後半の私の身体は悲鳴をあげ、起き上がれなくなりました。
ここまでしないと、立ち止まることができなかった・・・。
自分の人生を中心に考えた人生設計は、時として、家族を不幸にすることにやっと気づきました。
今回、体調を崩したことで変わった人生観、子育てしながらのこれからの人生設計をお話しします❀ 次回ブログで完結予定です。

